社会人経験が浅い場合の添え状の書き方と例文
社会人経験が浅い場合の添え状(送付状またはカバーレターとも言います)の書き方のポイントと例文を詳しく説明します。
短期間であっても経験をアピールする
勤続年数が短くても、経験によって身に付けたことは「財産」です。
たとえ経験が少なくても応募先で活かせることを見つけて、添え状で積極的にアピールしましょう。
20代前半から半ばの年齢が若い人ならば、「将来性」をアピールできます。
やる気、適性、人柄をアピールする
実務経験が不足していても、応募した仕事に対する「やる気」や「適性」、「人柄(人物)」が評価され採用される場合もあります。
また、それらを採用基準の1つとして重視している求人も見かけます。
添え状は採用担当者が最初に目を通す書類です。経験年数が短い場合はむしろ「やる気」、「適性」、「人柄(人物)」を積極的に添え状でアピールすべきことでしょう。
丁寧な添え状に仕上げる
添え状の書式に従って丁寧に仕上げます。社会人としての基本を身につけていることを示すことができます。
社会人経験が浅い場合の添え状の例文
以下は、社会人経験が浅い場合の添え状の例文です。中途採用は即戦力を求められますので、社会人経験(実務経験が短い)が浅いことは、ある意味、不利にはたらく要因の一つですが、「将来性」、「やる気」、「人柄(人物)」を伝えることで好印象を与えることができます。
添え状の基本的な書き方については「添え状の基本的な書き方」、「添え状の基本テンプレート」をご覧ください。
○○株式会社
総務部人事課
○○ ○○様
〒XXX-XXXX
東京都○○区・・・・
氏名 ○○ ○○
電話 03-XXXX-XXXX
総合職求人への応募の件
拝啓 貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
このたび、求人サイト「○○○○」で総合職を募集しているのを知り、応募させていただきました。
(1)前職では、損保保険会社にて保険金の支払いに関する入力業務、データ集計、関連部署の電話対応など事務スタッフとして幅広い業務に携わってきました。
(2)営業事務は初めての経験ですが、電話応対、書類作成、接客対応などは前職の経験を活かすことができると考えています。
(3)住宅業界の知識もありませんが、努力を重ねて知識を身につけ、顧客満足度向上や業務効率化にも積極的に取り組んでまいります。
同封の履歴書・職務経歴書をご一読の上、ぜひ面接の機会を賜りまりたく、お願い申し上げます。
(1)「前職では、損保保険会社にて・・・幅広い業務に携わってきました」
経験が浅くても事務スタッフとして幅広く業務を行い、実務能力が身についていることをアピールします。詳細な内容は職務経歴書に書き、添え状では簡単に書きます。
(2)「営業事務は初めての経験ですが・・・活かすことができると考えています」
未経験の職種であっても役立てることのできる経験やスキルをアピールします。
(3)「住宅業界の知識もありませんが・・・積極的に取り組んでまいります」
添え状で前向きな気持ちを伝えて、経験・知識不足をカバーします。
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