製造業の志望動機の例文(新卒)
2022年11月9日更新
製造業の志望動機の例文を紹介します。
以下は、新卒で製造職へ就職する際の志望動機例文です。履歴書に志望動機を書く際に参考にしてください。
製造業の志望動機(転職)も参考にして下さい。
「志望動機の書き方と例文」も併せて参考にしてください。
工業系の専門学校から就職するパターン
学校などでも指導されると思いますが、学んできたことをストレートに伝えることが良いかと思います。ただ同じ条件のライバルもいることから、真似ではなく、オリジナリティも付け加える事がポイントです。
私は専門学校で、機械加工や電気に関する知識など、製造業として働くべく多くのことを学んでまいりました。
学生生活を送る中で、貴社の自動化された工場や、製品の品質の高さなどを知り、学生の頃より貴社への入社を目指して参りました。
貴社の更なるグローバル化を目指す方針を知り、学科には無い英語も勉強し、TOEIC500点も達成しました。
入社しましたら、更なる精進をし、貴社に必ずや貢献するべき所存です。
何卒、宜しくお願い致します。
学校に来る多数の求人の中から選んだわけでは無いということのアピールしています。
企業分析し、会社の目標達成ためにはどんな知識が必要かを自ら考え、英語を勉強したということを、他人との差別化としてアピールしています。
企業に親族がいるパターン
父親や親戚が長く働いている場合、大きなアドバンテージとなりますので、積極的に活用しましょう。
貴社を志望した理由は、父の影響であります。父は貴社で25年勤務させて頂いており、子供の頃より貴社の事は話で聞いておりました。
油で汚れた作業着で、遅くに帰って来る父の姿を見て育ちました。仕事で忙しいながらも、家庭の時間も大切にしてきた父を尊敬しており、いつしか同じ道を目指すようになっておりました。
早くより貴社で働くことを目標とし勤勉に励んで参りました。貴社の更なる発展のため尽力いたす所存でございます。
何卒、宜しくお願い申し上げます。
親族も働いていることから、簡単には辞めないだろうということをアピール出来る。。
早くよりこの会社を目標としてきたというアピールする。
ピンポイントでやりたいことがあるパターン
子供の頃より好きなことがあり、それが叶うのが貴社なんです、という場合の例文です。
私は子供のころ、鉄道が大好きであり、休みの日となると列車を見に行ったり乗車したりしておりました。
将来は鉄道に関わる職に就きたいと志し、工業系の学校に進学しました。
駅や鉄道に関する製品を製造している貴社で是非とも働かせて頂きたく、今回志望させて頂きました。
好きこそものの上手なれをアピールしています。
業界の知識は持ち合わせているとのアピールにもなっています。
ものづくりが好きというパターン
これといってエピソードがない場合の、最も汎用的な志望動機。
私は子供のころよりプラモデルなどの、ものづくりが好きでした。
ほしい部品が売って無い場合「無いなら作ってしまおう」という考えや、家の電化製品等が故障した場合などは「出来ることは自分でやろう」という考えのもと、バラして修理などをしてきました。
貴社の方針の中にも、「無いなら作ればいい」や、「挑戦」という言葉があり、私の信念とも同じでとても共感し、貴社に運命を感じ、この度志望させていただきました。
自信の考えと企業の理念が一致していて、共感したことをアピールしている。
「無いならつくろう」という柔軟な発想面をアピールしている。
「まずはバラしてみる」というチャレンジ精神をアピールしている。
ものづくり日本で攻めるパターン
私の子供の頃は、「ものづくり大国日本」という言葉を良く耳にし、日本人の誇りと思っておりました。
その日本を代表する産業の製造業という職に就きたいと思ってまいりました。
しかし昨今は、海外の技術力の向上などからその言葉を耳にする機会は残念ながらまったくありません。しかしながら、車にしても電化製品にしても、日本製の質の良さは、間違いなく世界トップクラスだと強く実感しております。
今一度「ものづくり大国日本」であることを世界に示すことが私の夢であります。グローバルに展開し、高い技術力を誇る貴社で、更なるご発展の力となりたく、この度志望いたしました。
日本と言ったらものづくり大国というところを誇りと思っていたということをアピールしている。
将来を見据えてのパターン
半導体や最新技術など、今後間違いなく需要が増える業界への志望動機
学生の頃より、この先の10年、20年と日本に必要となってくるは、半導体業界の更なる発展こそが必要になると考えてきました。
多くの電子機器に使われていることを知り、目立たないが非常に重要な役割の部品であり、半導体の発展こそ、ものづくり全体の発展のもとになると思いこの業界に魅力を感じました。
半導体のリーディングカンパニーである貴社で是非とも働きたいと強く思い、志望に至りました。
現在の情勢だけを見ているのではなく、ビジネスマンとして10年、20年先を見据えているということをアピールしている。
製造業の現在と今後
人手不足
製造業は、現在人手不足という問題を抱えております。製造業における自動化には限界があり、人による作業が完全になくなることは、この先数十年考えられません。
コロナが落ち着いてきて、求人数も回復しており、就職先は多くある状況です。
工場作業の良い点
工場で作業者といて働く利点は、ノルマの達成感、チームでの共同作業、体を動かすことでの充実感などがあります。もちろん大変な面もありますが、ものづくりが好きな人には向いている職と思われます。
将来を見据えた職種の選択が必要
一方、簡単な繰り返し作業は機械により自動化され、いつしか仕事がなくなることが、容易に想像できます。好きでもないポジションにまわされることも、今後増えてくるt考えられてます。企業は期間工などで人を集めます。もちろん、期間工や派遣で様々な仕事を経験することも働き方の一つですが、自分が50、60になった時のことも考えながら、職については考えていく必要があると思います。
その業界は10年後20年後どうなってそうですか?その職種はAIや機械にとってかわる可能性はありませんか?
たとえ将来性のないところでも一時は良いですが、働きながら、将来の計画はしっかり立てることも考えて下さい。
専門的な技術や知識を身につける
製造職で働くうえで、専門的なスキルを身につけることを強くオススメします。CADによる設計、電気工事、プログラム技術者、溶接や機械加工のプロなど、専門的なスキルを身につけることにより、長く安定して働けることに繋がります。