社会人経験が短い場合の職務経歴書の書き方
社会人経験が短い場合の職務経歴書の書き方のポイントや書き方例を紹介します。
キャリアが浅い場合の職務経歴書の記入例
- キャリアが浅い分、今までの経験をどのように活かしていくのかをしっかりと書く必要があります。「〜をやってきました。」という経験談ではなく、「応募先で何ができるのか」と貢献できることを書きます。
- アルバイト経験であっても、応募先の業務内容で活かせる点があるならば書く価値があります。
- 「応募職種」は求人に書かれている職種と全く同一の名称を記載します。募集職種が「営業アシスタント」なのに「営業補佐」と書いたり、「エディター」を「編集者」と書いたりしないようにしましょう。
- 新人研修を受けた経験は、社会人としての基礎力を身につけていることのアピールになります。
- 職務内容は詳細に書きます。応募先で活かせる職務内容があれば、強調して書くとよいでしょう。
- 所有資格については、応募先の職務内容と関連がある資格に絞って書きます。
職務経歴書の書式の詳細については「職務経歴書の書式」を参照してください。
職務経歴書のダウンロードについては「職務経歴書フォーマットのダウンロード」を参照してください。
新人研修もアピール材料になる
社会人経験が浅いと、キャリアが長い人と比較してどうしてもアピールできることが乏しくなりがちです。たとえキャリアが浅くても、経験してきたことは十分アピールすることができます。
新人研修を受けたことも大きな強みです。電話対応や接客マナー、一般的な業務など新人研修を受けたことで、社会人としての基礎力は身についていると判断されます。これは新卒やフリーターと比べて大きな強みになります。
<記入例>
20XX年4月○○○○株式会社入社
1か月間、新人研修でビジネスマナー、業務一般を学ぶ
・電話対応、来客対応マナー、OA機器操作
・勤怠代理入力、旅費代理申請、各種書類作成
関連する職務経歴を意識して書く
社会人経験が浅かったり、短期間の勤務であったとしても、希望する職種に関連する経験があれば詳細に書いてアピールします。少し強調して書くのも効果的です。
応募する職種に関連するならばアルバイト経験であってもアピール材料になります。
前向きな姿勢を示す
前職を短期間で退職していた場合、「またすぐに辞めていくのでは?」と採用側から不安に思われてしまいます。職務経歴書に簡単に退職理由を書いておくべきです。「人間関係が悪かった」、「仕事が合わなかった」などネガティブな表現は避け、応募先で実現したいこと、実現できることに照準を当てて考えると前向きな退職理由になります。