リストラ・倒産で退職した場合の履歴書の書き方と記入例

リストラや倒産で退職した場合の履歴書の書き方と記入例を紹介します。
リストラされたことなどに必要以上にとらわれることなく、応募先企業でこれまでの職務経験をどのように発揮していくのかが重要なポイントです。

 

 

 

不利になる書き方はしない

リストラや倒産の場合、職歴欄には「会社都合により退職」、「会社倒産により退職」と記載します。会社から奨励を受けて退職した場合は、「会社の業績不振により希望退職」とぼかして書いたほうがよいでしょう。
決して自分が不利になるような書き方は避けましょう。

 

リストラ・倒産で退職した場合の「職歴」欄の記入例

リストラや倒産の職歴欄の書き方例

 

自己PRや志望動機で活かせる職務能力をアピール

リストラで退職した場合は、自分の職務能力に対して自信を失ってしまいがちになるかもしれませんが、過去にとらわれることなく気持ちを入れ替えて、応募先企業で自分が持っている職務能力や経験をどのように活かして、どのように活躍していきたいのか、という前向きな気持ちが重要です。

 

キャリアが長く多岐にわたっている場合は、経験してきた業務をすべて書くのではなく、応募先企業の職務内容に関連付けて書きます。

 

参考
志望動機の書き方と例文
履歴書の自己PRの書き方

 

リストラ・倒産で退職した場合の志望動機の例文

前職で40歳以上を対象に(1)早期希望退職が募られ、このたび退職することになりました。(2)前職で身に付けた商品仕入れノウハウ、マーケティングスキル、交渉力は貴社の業務内容に活かすことができると思います。(3)今後の需要拡大に向けた生産地の調査、業者の新規開拓、交渉業務など今までのバイヤーとしての経験とスキルを活かすことができる点に非常に魅力を感じ、このたび応募させていただきました。貴社の需要拡大に貢献し、多数の店舗を担うキーパーソンとして活躍していきたいです。

(1)「・・・早期希望退職が募られ・・・」
指名退職ではないならば、その旨を書いたほうがよいです。自分が不利になるようなような書き方は避けるべきです。

 

(2)「前職で身に付けた商品仕入れノウハウ・・・活かすことができると思います。」
これまでのキャリアの中で活かせることをアピールします。

 

(3)「今後の需要拡大に向けた・・・応募させていただきました。」
リストラや倒産による不本意な転職活動であっても、しっかりとした志望動機を書きます。

トップへ戻る