長期療養後に正社員希望の履歴書の書き方記入例
前職を退職し、長期療養した後に、再び正社員を志望する場合の履歴書の書き方と例文を紹介します。
長期療養の理由と全回復したことを書く
応募先企業が知りたいのは、以下の2点です。
- 長期療養した理由
- 現在は完全に回復し業務に支障がないかどか
ブランク期間(離職期間)を病院で過ごしていた場合でも、「長期療養のため」ではなく、どのような理由で長期療養したのかを書く必要があります。
また、完全に回復して業務にまったく支障がないならば、「現在は完治し、業務にまったく支障なし」と書くことで、採用担当者を安心させることができます。
療養期間中の過ごし方が肝心
病気やけがなどで長期間療養していた場合、その療養期間中どのように過ごしていたのかが重要です。
ただ、ボーっと過ごしていたのではやる気や入社意欲が疑われてしまいます。
転職に向けて、キャリアアップや資格取得に向けて勉強していたなど具体的な行動を示すことで、前向きな気持ちを伝えることができます。
長期療養した場合の履歴書の記入例
長期療養した場合の履歴書の記入例を以下に示します。
職歴欄に退職理由を書く
<記入例>
平成○○年 ○月 一身上の都合により退職
<退職理由>病気療養のため退職し、半年間病院に入院していました。現在は完治し業務への支障はまったくございません。療養中はスキルアップのために○○の通信教育を受講しました。○月には○○の資格試験に挑戦する予定です。
病気が理由で長期療養したことを書いたうえで、「現在は病気が完治して業務に支障がないこと」、「スキルアップのために勉強に励んでいたこと」を書くことで、前向きな姿勢を示します。
健康状態欄の書き方
通院の必要がなく業務にまったく支障がないときの記入例
良好
(現在は完治し、業務にまったく支障なし)
「良好」とだけ書くよりは、「完治して業務に支障がない」ことを強調します。
定期的な通院が必要とする場合の記入例1
通常の勤務に支障なし
(現在も定期的な通院が必要ですか、休日に通院するため業務に影響はありません。)
業務に影響がなくても、通院が必要な場合は隠さずに書いたほうがよいでしょう。ただし、業務に影響がないことを必ず書きます。
定期的な通院が必要とする場合の記入例2
通常の勤務に支障なし
(通院のため1週間に1回午前中お休みが必要になりますが、前職場では通院による遅刻は残業で対応しました。)
業務時間内に通院が必要な場合でも、残業などで対応できることを補足しておきましょう。