同業種へ転職する場合の自己PRの書き方
同業種へ転職する場合の履歴書への自己PRの書き方を説明します。
同業種・同職種への転職でもライバルは多数います。自己PRを履歴書に正しく書けるかどうかが書類審査通過を左右します。
同業種へ転職する場合に関連する事柄について、次の記事もご参照ください。
同業種でも職場によって仕事内容は異なる
同業種・同職種の転職でも、応募先企業によって仕事内容は異なります。同じ仕事だからといって、自分が身に付けたスキルや経験をつらつらと羅列するだけでは自己PRにはなりません。あくまで応募先企業の仕事内容に合わせて自己PRをする必要があります。求人内容に掲載されている仕事内容や応募先企業のホームページをじっくりと研究し、応募先企業で必要とされるスキルや知識、求められている人物像に合わせて自己PRします。
応募先企業で発揮できる経験やスキルを具体的に書く
同業種に転職のする場合の強みは、経験を活かした即戦力です。同業種だからこそ応募先で発揮できる経験・スキルを具体的に書きます。
同業種だからこそ採用担当者も実績や評価を知りたがります。客観性を持たせるために、具体的な実績や評価を書きます。
実績や評価の自己PR例文:
- 営業部で目標売上額を180%達成し、12人いる営業部で月間成績優秀者として表彰されたことがあります。
- 新しいツールを独自に作成したおかげで開発工数を○%減らすことができ、昨対比で、○%の経費節減を実現しました。
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同業種へ転職する場合の自己PRの例文
同業種へ転職する場合の自己PRの例文を以下に示します。
履歴書に自己PRを書く際に参考にしてください。
(1)私が自負できるのは、地道な努力を継続して行えることと、強い探求心を持っていることです。
私は自動車メーカーにて8年間営業を経験し、この期間に(2) 個人の営業成績を20%アップさせました。また7期連続で80名の営業のうちトップ3の成績を上げることに成功しました。
(3)この成功の要因は2つあると考えています。1つはどの営業にも負けない製品に対する知識を取得したことです。私は休日を利用して自社だけでなく、他社の製品の販売店に足を運び、自社と他社の性能の違い、サービスの違いなど、自らの経験で学んで参りました。その結果、入社1年目では営業成績下位であった私がトップセールスになることができました。
貴社におきましても、これまでに得た製品に対する知識を活かし、貴社の製品に関してもどの営業よりも多くを学び、トップセールスとして働く自信があります。貴社の業績に大きく貢献できる存在になっていきたいと思っています。
(1)「私が自負できるのは、地道な努力を継続して行えることと、強い探求心を持っていること」
冒頭にアピール点を述べ、その後に根拠を述べる書き方は採用担当者に自己PRを強く印象付けることができます。
(2)「個人の営業成績を20%アップさせました。また7期連続で80名の営業のうちトップ3の成績を上げることに成功しました」
目標達成率はどれくらいなのか、何人いる中からどのくらいの頻度で何を実現できたかを具体的に書くことで客観性を持たせることができます。
(3)「この成功の要因は2つあると考えています」
目標を達成するためにどんなこと(努力)をしたのかを具体的に書きます。
同業種へ転職する場合の自己PRの書き方のまとめ
同業種へ転職する場合の自己PRの書き方をまとめると以下のようになります。
- 同業種・同職種であっても職場によって仕事内容は異なるので、応募先企業に合わせて自己PRを書く。
- アピールする実績、経験、スキルは、数値(昨対比、達成率、金額など)、難易度など客観的指標を書く。