履歴書の趣味の書き方Q&A

以下は、履歴書に書く趣味にまつわる疑問点とその回答集です。

 

 

趣味が業務に役立たないが問題ないか?

一見すると業務とはまったく関係がないように見える趣味でも、まずは何でも良いの「履歴書の趣味の書き方」を参考にして、アピールできることがないか探してみましょう。
採用担当者は趣味から応募者がどのような人物なのかを知りたいだけですので、基本的に、趣味の内容で採否が決まるわけではありません
しかし、中には評価を下げる趣味がありますので注意が必要です。

 

履歴書に書く趣味欄に「ゲーム」と書いて良いか?

応募先がゲーム業界など関連業種であるならば問題ありませんが、関連のない別業種であるならば、他の趣味を書いたほうが良いでしょう。ゲーム好きの人に対しては「人とのコミュニケーションが苦手」や「引きこもり」などのネガティブな印象を持たれがちです。趣味が「ギャンブル」よりは印象は悪くはありませんが、ゲームの他に、アニメ、同人誌、アイドルなどのサブカルチャー的な趣味はまだまだ少数の人にしか理解されないでしょうから、それらは履歴書に書く趣味としては避けた方が無難です。

 

履歴書に書くのを避けたほうがよい趣味

ゲーム、アニメ、同人誌、アイドル、コスプレ、投資、麻雀、パチンコ(パチスロ)、競馬、競輪、競艇、エアガン、ナイフ収集、など

 

多趣味の場合はすべての趣味を書いたほうがよい?

「多趣味」=「アクティブで好奇心旺盛」をアピールできそうですが、一方で「一つのことに集中できないのでは?」、「仕事よりも趣味のほうが優先されないか?」、「飽きっぽいのでは?」と懸念される可能性があります。すべての趣味を単語だけで並べるよりは、応募先が求める人物や業務に対してアピールできそうな趣味に絞って履歴書の趣味欄に記入したほうがよいでしょう。

 

趣味の記入例

趣味例1

 

趣味例2

 

多くの趣味を持っていたとしても、上の趣味例のように応募先でアピールできる趣味に絞って書くとよいでしょう。

 

趣味がない場合は「なし」と書いて問題ないか?

原則として履歴書の空欄はすべて記入する必要があります。空欄があったり余白の目立つ履歴書は評価が下がってしまいますので、趣味がないからといって空欄のままにしておくという選択肢はないと考えてよいでしょう。

 

趣味無し1

 

趣味無し2

 

趣味が見つからないときは?

「無趣味」と自分で思っている場合でも、何かしら好きなことや普段やっていることがあるはずです。その中から何か一つでも「趣味」として書けないか検討してみることです。
以下の例をヒントに趣味として書けるものがないか考えてみてください。

 

外に出て歩くことが好きな場合の趣味例

<趣味>
散歩
(休日は散歩に出かけて気分をリフレッシュしています。散歩によって新しい発見もあり、感性磨きに役立っています。)

外に出て体を動かすことは精神的、肉体的に健康なイメージを持ってもらうことが期待できます。「散歩」のほかに「ウォーキング」と書くのもよいでしょう。

 

部屋の片づけが好きな場合の趣味例

<趣味>
掃除
(部屋をきれいに整理整頓することを習慣化することで無駄な出費が減り、心身ともにリラックスできるようになりました。)

「掃除」が趣味ならば、仕事場でも整理整頓が行き届き、仕事も整然とこなす印象を持ってもらえることが期待できます。

 

食べることが好きな場合の趣味例

<趣味>
食べ歩き
(訪れた店の詳細(場所、値段、味、店の雰囲気などはエクセルに入力してデータベース管理しています。)

単に食べ歩くだけの「食べ歩き」ではなく、訪れた店の情報をきっちりとデータベース化して管理できる力は、データ整理力が評価される可能性が期待できます。

 

インターネットが好きな場合の趣味例

<趣味>
インターネット
(政治、経済などの世の中の出来事や自分が関心あることをインターネットで調べて知識を深めています。)

「インターネット」だけ書くと、どのような分野をどのような目的で利用しているのかが伝わりません。上記の趣味例のようにある程度具体的に書き、プラスの評価につながるように書くことで印象を大きく変えることができます。

 

以上の趣味例のように、日常の中で習慣的に何気なくやっていることを趣味として履歴書に書けることがないものか探してみることです。
その見つけた趣味に対して、プラスの評価につながりそうなコメントを書くだけで、採用担当者に与える印象が変わってきます。

 

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