経験年数が浅い場合の自己PRの書き方

経験年数が浅い場合の自己PRの書き方を説明します。

 

 

経験年数が浅い場合に関連する事柄について、次の記事もご参照ください。

 

経験年数が浅くても自己PRできる

たとえ短期間の勤務であったとしても、何らかの業務を行ってきたはずです。新卒者とは異なり、短期間であっても正社員としての基礎知識・技術を身につけています

 

その中で、応募先企業が求めるニーズに関連した知識・技術がないかどうか応募先の求人広告やホームページなどで会社をじっくりと研究してみましょう。

 

企業研究していくうちに、何かしら接点が見つかるはずです。それが自己PRの材料になるのです。その自己PRの材料を強調して履歴書に書くことでアピールすることができます

 

アピール材料を見つけるための方法

まずは以下の項目でアピールするものがないかどうか書きだしてみましょう。

  • 職種

    同じ職種に転職するのであれば、経験年数が少なく、スキルや知識が不足していても、前職で培った経験を活かし、応募先で貢献できることが必ずあるはずです。

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  • 業務内容

    同じ職種の転職であっても、業務内容は企業によって異なります。したがって、求められるスキル・経験も企業によって異なります。しかし、共通する業務内容は必ずあるはずです。嘘を書くことはいけませんが、共通して活かすことのできる業務内容を共通してアピールすることは問題ありません

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  • 評価・実績

    経験年数が浅くても、社内で評価されたことや実績があればアピールします。注意点としては、評価・実績を客観的かつ具体的に記述することです。「社内では高く評価されていました」や「会社に多大なる貢献をしました」などの表現では客観性乏しく、信ぴょう性にも欠けてしまいます。

 

評価・実績の自己PR例文:

  • 営業部で成績優秀者として月刊MVPを獲得しました。
  • 昨対比で、○%の経費節減を実現しました。

 

  • 改善提案

    改善提案したことアピールするときも、「かなり効率化できました。」などのような抽象的な表現を使わず、具体的な表現を使います。

     

    改善提案の自己PR例文:

    • 社内での業務フローの改善を提案し、工程時間を○%カットできました。

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  • 失敗時のリカバリー方法

    失敗を失敗で終わらせるのではなく、その失敗をどのようにリカバーしたのかをアピールします。ただし、失敗といっても、常習性のある失敗や会社に大きな損害を与えるような失敗談は心証を悪くしかねないので注意が必要です。

     

    失敗時のリカバリー方法の自己PR例文:

    • ケアレスミスを発生させてしまい、部署全体に迷惑をかけてしまいました。しかし、再発防止のために、チェックリストに従った確認を行い、ダブルチェック体制を築くことで以降はミスをゼロにすることができました

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  • ヒューマンスキル

    業務内容でアピールする材料が少ないならば、ヒューマンスキルもアピールの材料にすることができます。ヒューマンスキルと言えば、コミュニケーション能力、向上心、忍耐力、柔軟性、責任感、勤勉さなどが挙げられますが、具体例やエピソードなどを添えることで説得力のある自己PRになります。

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  • 自己啓発

    経験が浅い、あるいは経験がない場合は、以下のような応募先企業の業務に関する自己啓発もアピールできます。

     

    • 業務に関係するセミナーや講習などを受講している。
    • 業務に関係する書籍を読んだり図書館に行って独学で勉強している。>
    • 業務に関係する資格取得に向けて勉強している。

 

経験年数が浅い場合の自己PRの書き方のまとめ

経験年数が浅い場合の自己PRの書き方をまとめると以下のようになります。
すでに履歴書の自己PR欄に記述済みの場合は、以下を確認して再度見直してみましょう。

 

  • たとえ短期間の経験であっても、基礎知識や技術を持っているので、応募先企業のホームページなどからニーズの接点を見つける。
  • 接点が見つかったら、それを自己PRの材料にし、アピールする。
  • 前職の共通する業務内容、評価や実績、改善提案、ヒューマンスキル、自己啓発(業務に関わることの勉強など)も自己PRの材料になる。
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