履歴書の特技の書き方

履歴書の特技欄に何を書けば良いのかわからない人は意外と多いのではないでしょうか。
「特技」は採否に影響はありませんが、工夫して書くことで自己PRにもなります。
履歴書の特技欄にどう書くとよいのか以下に説明します。

「趣味」と「特技」の違いとは?

端的に説明すると、「趣味」は「好きなこと」で、「特技」は「得意なこと」です。
趣味は好きであれば良いわけで、技量は必要ありません。一方、特技は「特別な技術」ですので、趣味レベルではない技量が必要になります
例えば、料理することが単に好きならば、料理は「趣味」ですが、例えば「限られた材料から短時間で複数の料理を作ることができる」ならば、料理は「特技」です。
そのほかには、「パソコン」が趣味でも、プログラムができるならば、特技として「プログラミング」を書くことができます。

 

 

 

 

特技で採用側は何を知りたいのか?

採用担当者は応募者の特技で知りたいことは以下の2点です。

  • 応募者はどんなことを得意(=強み・適性・傾向)としているのか
  • どのような人物なのか

例えば、「ホームページ作成」を特技とする応募者がいるとします。採用担当者はその特技を見て以下のようなことを考えるでしょう。

  • この応募者は何か創造することが好きかもしれない。
  • この応募者はデザインすることが好きかもしれない。
  • この応募者は文章を上手に書けるかもしれない。
  • この応募者はHTMLやCSSが分かるかもしれない。

上記の中からどれか一つでも応募先の業務に関係していれば採用に有利に働く可能性もあります。

 

 

特技でアピールするには?

履歴書に特技を書くときは趣味を書くときと同様に、特技だけを書くのではなく、特技の具体的な説明を追記します。

特技の書き方例

<特技>
英会話
(独学で英会話をしてきました。現在ではネイティブスピーカーと支障なく日常会話ができます。)

上記の例のように「英会話」に続けて、簡潔に特技についての説明を追記します。

その説明の内容によっては自己PRにもなります。業務にプラスになるような説明にするのがコツです。
実際、特技・趣味欄は評価されにくい項目かもしれませんが、採用に対する意気込みで他の応募者と差をつけることができます。

 

 

 

 

複数の特技があればアピール度が強いを書く

もし複数の特技を持っていて、どの特技を書けば良いのか迷ったときは、よりアピール度の強い方を書くのが良いでしょう。
応募する企業が以下の人物が求められているとします。

<求める人材>

  • 人と話すのが好きな人
  • 語学力を活かしたい人
  • 積極的に行動できる人

例えば、英会話と書道のふたつの特技を持っていたとします。上記の「求める人材」には「語学力を活かしたい人」があるので、履歴書の特技欄に書くのは「英会話」です。
履歴書の特技欄は、職歴や保有資格と比べて重要度が劣るかもしれませんが、特技でもアピールすることは採用されるには大切な姿勢だと言えます。

 

 

 

さまざまな特技の書き方(例文)

以下はさまざまな特技の書き方の例です。
履歴書の特技をどのように書けば良いのか困ったときは以下の例文を参考にしてみてください。

<特技例1>
野球
(小学校から大学まで選手として活躍してきました。現在は中学生野球チームのコーチを務めています。)

野球の経験年数やコーチを務めていることは「特別な技能」として特技として書くことができるでしょう。上記のような特技例文では忍耐力、体力、指導力、統率力をアピール出るでしょう。

<特技例2>
料理
(レシピを見なくても、余った食材で手早く3品以上作ることができます。)

料理することが好きなだけなら「趣味」ですが、その領域を超えて上記の記入例のような技術を持っているならば「特技」として書くことができます。

<特技例3>
茶道
(中学から高校までの6年間、茶道部に所属していました。現在では茶道をもっと多くの人に楽しんでもらうために、さまざまな媒体で呼びかけて、定期的にお茶会を開いています。茶道のおかげで日本の伝統文化・芸術に広く関心を持つようになりました。)

茶道は静的なイメージですが、上記の特技例のように、人を集めて定期的にお茶会を開くなど積極性を示すことで動的な側面もアピールできます。

 

 

 

 

<特技例4>
中国語
(大学在学時に中国に1年間 、交換留学生として留学したときに中国語を習得しました。今年、中国語検定準1級を取得しました。)

中国語を使う職場では大いに歓迎される特技です。仕事に関連する特技はプラスに評価されます。

<特技例5>
ジャズベース
(高校生の頃にバンドを組んで以来、10年間ジャズベースをやっています。現在でもバンドを組んでいて3ヶ月に1回程度にライブを行なっています。)

1つのことに長く取り組んでいることは評価されます。たたし、上記の記入例ならば、仕事よりもバンド活動が優先されると思われないよう書き方に注意しましょう。

<特技例6>
パソコンの組み立て
(パーツをそろえてパソコンを自作することができます。トラブルが起きたとき、自力で修理・パーツ交換ができます。)

今やパソコンを使わない職場はほぼ無いと言えますので、パソコンの組み立て・修理・パーツ交換などができる特技はIT業界に限らず評価されるでしょう。

<特技例7>
タイピングタイピング
(日本語で1分間70文字入力可能)

パソコンへの入力業務の多い事務系の仕事などでは重宝される内容です。

<特技例8>
すぐに人と仲良くなれること
(初対面の人でもすぐに打ち解けることができますので、営業職に活かせることができると考えています。)

上記の特技の記入例では、人と接する機会の多い職種でアピールすることができます。応募先の仕事内容に合わせて活かせる特技を書くことでアピールできます。

特技欄の空欄と「特になし」はNG

趣味欄と同様に特技欄も空欄のままにしたり、「特になし」と書いたりしてはいけません。採用担当者はすべての項目に目を通します。
空欄があったり余白が目立つ履歴書は評価が低くなります。
特技の内容だけで採否が決まるわけではありませんが、似たようなスキルや経験を持つ応募者の中で差別化するためには、特技欄のような目立たない項目でも自分をアピールすることが採用される可能性を高めてくれるのです。
参考
履歴書でやってはいけないこと
落とされる履歴書の共通点とは?

嘘の特技を書かない

履歴書に書くような特技が見つからないからといって嘘の特技を書いてはいけません。
面接まで進んだとき、面接で特技について掘り下げて質問されたり、思いがけない質問をされる可能性も考えられます。
嘘の特技は書かず、特技について質問されてもきちんと回答ができるようにしておく必要があります。

このサイトでは「特技」欄がない履歴書フォーマットを用意していますので、必要に応じて活用してください。

 

 

 

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