未経験の仕事の自己PRの書き方

未経験の仕事に応募する場合の自己PRの書き方を説明します。
未経験であるがゆえに、書類審査をパスするためには履歴書でどれだけうまく自己PRをできるかが重要になってきます。

 

 

未経験の仕事に応募するときに関連する事柄について、次の記事もご参照ください。

 

陥りやすい「経験不問」「未経験者歓迎」の誤解

求人広告によっては「経験不問」「未経験者歓迎」と書かれていることがありますが、まったく戦力にならない人を採用することはありません

 

なぜなら、会社がその人に高いお金を払ってまで採用する理由がないからです。

 

したがって、未経験であっても、業務内容に関連のあるスキル、知識、経験は最低限必要になります

 

履歴書に未経験職種の自己PRを書くときの注意点

履歴書に未経験職種の自己PRを書くときに、とにかく、「興味があります」や「がんばります」の精神論だけを強く主張して採用を期待しがちです。

 

 

確かに、前提として「興味」や「やる気」は最低限必要ですが、それだけでは採用は難しいです。やる気や熱意を伝えることはできても、企業が採用するメリットを伝えていないからです

 

未経験の仕事とはいえ、企業側から見てその人を採用するメリットを感じさせるように、自分をPRする必要があります。

 

つまり、志望する仕事との共通項目や関連のある知識や技術の習得にどのように取り組んできたか、または取り組んでいるのか、具体的で前向きな姿勢を示すことがポイントです。

 

未経験の仕事の自己PR方法

では、未経験業務の応募に対してどのようにして自己PRすればよいのでしょうか?
未経験の仕事の求人に応募する場合は、基本的には以下の流れでアピールします。

 

  1. 応募先企業の求人広告やホームページをよく読み、仕事内容を研究し、求められる知識、スキル、適性などを把握する。
  2. その中で、応募先企業が求めるニーズに関連したものがないかどうかを振り返る。
  3. 応募先企業が求める人物像に合致するように、自分がアピールできることを履歴書の自己PR欄に記入する。

 

実務経験でのアピールポイントがなくても、コミュニケーション力やリーダーシップなどの対人スキル、パソコンスキル、クライアントとの折衝経験など、貢献できる素材を探し、それらをどのようにして活かすことができるのかをまとめてみましょう。

 

例えば、事務職から初めて接客業に転職する場合、接客業としての経験はなくても、お客様対応や電話応対、言葉遣い、接客マナーなどは、接客業として求められる資質を示すことができ、未経験の職種であても十分に戦力になることを伝えることができます。

 

また、過去の職場でのスキルや経験との共通点がまったく見つからないけれど、新しい職場ではパソコンスキルが必要だとします。その場合は、プライベートで身につけたパソコンスキル(アプリケーションソフトの種類やキー入力の速度など)をアピール材料にすることができます。

 

参照
未経験職種の添え状の例文
未経験職種の志望動機と例文

 

未経験職種・業種への転職の自己PR例文

未経験職種・業種へ転職する場合の自己PRの例文を紹介します。たとえ応募する仕事が未経験であったとしても、今まで経験してきた中で、業務内容に関連のあるスキル、知識、経験を強調して記入します

 

以下は、飲食店の店長(飲食業界)から未経験のSE(IT業界)に転職する場合の自己PR例文です。

 

私は3年間、飲食店の店長として新人アルバイトおよび社員のトレーニング、シフト管理、食材管理・発注、ならびに当店のホームページ運営を任されています。ホームページの管理業務を行なう傍ら、SEの仕事に興味を持ち、(1) 独学ながらシステム開発言語とマイクロソフトオフィスマスターの資格を取得いたしました。
(2)私の強みは、高いコミュニケーション力と統率力です。お客様には次のご来店につながるよう、お客様とのコミュニケーションを大切にしてきた結果リピーターが増え、私が就任して以来、(3)店舗の売り上げを毎年約20%ずつアップすることができました。また、新人社員・アルバイトのトレーニングの際には、会話を大切にし、相手の話をよく聞きながら分かりやすくものを伝える方法を学びました。(4)このようにして得たスキルは、SEとして働く上で、クライアントとの交渉・コミュニケートの場で十分に活かせると考えています。
 また、店舗の社員とアルバイトを合わせて約30名いましたが、私が自ら作成した教育マニュアルとトレーニングのおかげで、お客様からのアンケートではかなり高い割合のお客様から満足いただけました。この統率力を駆使して貴社のSEの部署をまとめ、他の会社を圧倒する技術力・品質を高めていきたいと思っています。

 

(1)「独学ながらシステム開発言語とマイクロソフトオフィスマスターの資格を取得いたしました。」
未経験職種に対して、実際に取り組みを開始している点で、ただの好奇心から応募したのではないことを採用担当者にアピールできます。

 

(2)「私の強みは、高いコミュニケーション力と統率力です。」
最初に強みをアピールし、その後にその根拠を示す流れは、大量の履歴書に目を通さなければならない採用担当者にとっては非常に読みやすい書き方です。

 

(3)「店舗の売り上げを毎年約20%ずつアップすることができました。」
具体的数値を示すことで客観性を持たせることができます。

 

(4)「このようにして得たスキルは、SEとして働く上で、クライアントとの交渉・コミュニケートの場で十分に活かせると考えています。」
前職の職種が違っていても、応募先で活かせるスキルや経験をアピールすることが未経験職種に応募する際は非常に重要なことです。

 

未経験の仕事の自己PRの書き方のまとめ

  • 求人広告に書かれている「経験不問」や「未経験者歓迎」を文字通りに解釈しないこと。
  • 「興味があります」や「がんばります」の精神論を強調しない。
  • 未経験職種であっても、業務内容に関連する最低限のスキル・知識・経験、姿勢(実際のアクション)、取り組みを履歴書の自己PRでアピールする。
  • 応募先企業の仕事内容、必要な知識やスキルなどを研究し、応募先企業が求める人物像に合うように自分をアピールする。
トップへ戻る